星期一, 8月 27, 2012

ユーザーを魅了するUI/UXとは?

http://oumlaut.net/ehonyaku/20120528-kddilabo-%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%92%E9%AD%85%E4%BA%86%E3%81%99%E3%82%8Buiux%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/

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KDDIデザイニングスタジオ行われたセミナーに参加してきました。
実は初中村勇吾さん。中村さんの作品はけっこう好きなんですが、実際に使用する機会がありませんでした。
「ユーザーを魅了するUI/UX」ということで、どんなお話が聞けるのかわくわくしながら参加してきました。
まずはWOWの鹿野さんによる「美しさとは?」をテーマにした講演。
ある色が単体で存在してもそれは美しいとは言えないけれど、配色や色の変化、動き等の関係性が生じて初めて「美しい」と感じる、というお話でした。
ユーザーのやわらかな予測の中に小さな意外性や驚きを作ることで、美しさや楽しさを感じさせることが可能になるそうです。
ある程度の規則性が必要なUIでは使いどころが難しい気もしますが、遊び心として取り入れても面白そうです。

次にシャープの佐藤さんによる「シャープに置けるUI/UX開発の実際」についての講演。
UIがほとんど必要なかった時代から、UIが重要とされる時代になってきた現代。
シャープは冷蔵庫や電子レンジ等の様々なデバイスにUIを搭載し、新しい体験を提供しているそうです。
使ってみたいきっかけ作りとして、ジェスチャー操作等も取り入れているんだとか。
最近UXは「ユーザー調査」と語られるセミナーが多かったので、UXを「新しいコトづくり」として捉えた佐藤さんの講演はとても興味深かったです。
最後にtha ltd.の中村さんによる「INFOBARのデザイン」についての講演。
INFOBARは開発期間が短いということもあり、機能自体はあまり新しいことをせず、見せ方として「新しい」と感じる工夫をされたそうです。
INFORBARはiPhoneの対極を目指し、新聞のような一覧性やiGoogleのようなカスタマイズ性を取り入れたとのこと。
楽天を参考にされたというお話は興味深かったです。
開発はFlashモックでデザインと開発間で共通認識を持ちながら進めたそうです。
アジャイルやリーンのセミナーでも、早期にデザインと開発で共通認識を持つことが重要というお話があったのでしっくりきました。
登壇者の方がビジュアルデザインや映像デザインを手がけている方ということもあり、抽象的なお話が多かった気がします。
でも、視覚的にユーザーを魅了する方法を掘り下げる機会がなかったので、考え方のヒントをもらえた気がします。

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